


| バラの生産者(バラ園)ではどのようにバラを栽培しているか、皆さんあまりご存じないと思います。 ここではバラの栽培についてご説明差し上げたいと思います。ガーデニングでのバラ作りや、生花店でのバラ購入の際に、参考にして頂けると幸いです |

| 私のバラ園では、以下のような3つの栽培方式を採用しています。 土耕栽培 その名の通り、地面の土に苗木を植えて育てます。昔ながらの手法で手間はかかりますが、苗木の寿命が長く、花、茎、葉のバランスの良いバラが出来ます。また合わせて、花保ちのいいバラが出来やすいです。切り花には大きなメリットです。 土耕栽培では、根が養分、水分を自分の力で吸い上げなければならず、これにより生命力の強い、引き締まったバラが育ちます。反面、生産性が低く、肥料も手でまかなければならず、手間がかかるというデメリットはあります。(下の写真の粉は肥料です) ![]() 水耕栽培 通称ロックウール栽培とも呼ばれます。土ではなく、スポンジ状のロックウールを培地として苗木を植え、養分の含んだ水に浸けて栽培します。この栽培方法ですと、バラが養分と酸素を直接吸い込みますので、成長の早さが特徴です。その他には、大輪を咲かせやすいという利点がありますが、反面、土耕栽培と比べると切り花にした時の生命力は弱いと言われています。(下の写真がロックウールです) ![]() 養液土耕栽培 「土耕」というだけあって、やはり培地に土を用います。 そして、「養液」ということで、通常の「土耕栽培」とは異なり、潅水(かんすい⇒植物に水をやること)方法には2通りあります。 @ 地上部から養分を含んだ水(養液)を、点滴により滴下する方法 A 地中にパイプを埋めて、そこから養液を与える方法 特徴としては、土耕栽培と同様に土の持っている良さを活用して、更にバラの生育に合わせて、必要な養分(成分)を、必要な時に、必要な分だけ与えて、土耕と水耕の両方の良さを取りいれていると言われています。 (私のバラ園では、今年の春から導入予定です) |

![]() 田中裕二 |
![]() Macchu |
